採用サイトへお引っ越し記念!
世の求職者に代わってハシムーおかんが採用担当の井岡に詰め寄ってやった。

ハシムーおかん

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ハシムーおかん

引越し記念とは思えない険しい表情で始まりましたハシムーおかんのブログ。コロナ禍の真っ最中、多くの求職者が椅子取り合戦のために苦しんでいる中、買い手市場でのうのうとしている採用担当者、許すまじ。彼らに言ってやりたいことがあっても椅子取りのために沈黙せざるを得ない世の求職者の皆さんに代わり、ハシムーおかんが詰め寄ってやりました!

ハシムー
例えば履歴書!こんな紙切れ1枚で求職者の何が分かるというんです。肩書きや経歴では語りきれない人間としての魅力・意気込みを直接見ずして書類1枚で判断するとは浅はか過ぎやしませんか?
井岡
いや、履歴書を拝見しただけである程度は分かります。(あっさり)
ハシムー
何故に?採用面接回数を減らして手間を省きたいための方便ではないですか?
井岡
おっしゃる通りで、面接回数は調整しなくてはならない状況です。現在、営業職の応募数に関していえば3桁をいっていていますので。多くの面接をこなせるわけではないので履歴書は重要な判断材料になります。
まず履歴書の何を見るかというと写真ですね。
ハシムー
顔採用か!
井岡
容姿の良し悪しというより第一印象が大事だと思っていて、身だしなみで第一段階は判断します。自分自身を綺麗に見せようとしているかですね。
学歴はあんまり見ていなくて、年齢と職歴を見ます。経験が豊富な方はいいとして、若くて経験が少ない人ならどうやって履歴書上でアピールしているかなとか。
ハシムー
項目事項の羅列だけの書類に、そんなに差が出るものだとは思えないのですが。
井岡
出ます出ます。(あっさり)
スカスカじゃなくて、不必要なぐらい書いてる人ってきちんとした人なんだなって見て取れるんです。例えば学歴なんかも書くのが面倒くさいので、だいたいの人がサラッと書くんんですけど、そこがしっかり埋まっている人だったら写真の第一印象と整合性をとれますよね。
ハシムー
写真の第一印象・身だしなみって言ってますけど、ここの制作を統括している志水マネージャーはヒゲで、リーダーの榊原氏は銀髪ですよ!
井岡
営業はその点は重要ですが、制作に関しては身だしなみなんかは見ないですね。制作に関しての履歴書って判断が難しいんです。きちんと書いていることとクリエイティブなことはまた話が別なんですよね。なので、どう言うふうに自己アピール出来るかがクリエイティブ性の判断につながるかなと思っています。
ハシムー
ということは、履歴書なんかでクリエイティブ性のクオリティが分かる!と言い張るんですね。
井岡
分かります。(あっさり)
ハシムー
そう言い張ってあなたは履歴書1枚で落とすこともあると。
井岡
全くもってその通りで落ちることはありますね。こちらも人間なんで、この人と会いたい・会いたくないっていうのを紙から得るんです。
ハシムー
会いたいかどうか基準て…。
そんな俺様だと仮に面接に移行できたとしても、あなたは求職者に対してよくある圧迫面接とかしているんじゃないですか!?
井岡
よく聞く面接方法ですね。でも僕はひねくれてて、他の企業と同じ面接をしたくないんですよ。ワンページは他と違う面接をしていたなって思ってもらいたいんです。
審査するだけでなくて、こちらとしてもワンページに入りたいと思ってもらいたいですから。
ハシムー
具体的に他の企業とどんな面接の違いがあるっていうんですか。
井岡
例えば今日行った面接では「今の君の面接だと、正直なところ他と横並びだよ。じゃあ、どうやって面接で話をすれば良いかというと…」ってアドバイスしました。せっかく来ていただいた方に何かしら持って帰ってもらうっていう事を心がけてますね。
ハシムー
アドバイスとは!随分と上から出ましたね。どんなアドバイスをしているのか念のため確認させていただこうじゃないですか。
井岡
面接を受ける人は自分主体で話す事が多いです。「私はこうなりたい。」「こんな事をしてみたい」って。でも企業って求職者がしたい事を叶える場所じゃないという前提があるんです。
そんな中で「この人は一味違うな」と思ってもらうために、自分のできることが企業にとってどういうメリットを生むのかをイメージしてもらいたくて。例えばワンページ だったら、HP・SNS・ブログ・クチコミなどなどたくさんの情報があるので、そこから自分なりに考えるワンページの課題分析ができたらすごいなって思うんです。「御社の課題を埋められるのは自分のこういう部分です」というところまで話せたら僕は驚きますね。
ハシムー
その例は若い人に向けてのアドバイスかと思うんですが、若い人だと現状はどうあれ、これからすごく伸びる可能性があるじゃないですか。それを見越して採用してくれませんかね。
井岡
ワンページが何を目的に採用するかの話になるのですが、育成枠を求めてなら若い人でもいいのです。でも、現状の採用枠でいうとビジネスマナーがままならない人を採用しても育成が難しいと判断してしまいます。基礎的なところが最低限クリアできて、なおかつきちんとしている若い人なら採用します。でも、正直なかなかそういう人はいない。上辺だけで話をする人はワンページの「嘘をつかない・筋を通す」という心構えに反するので採用に至りません。話下手でも「筋を通す」イコール「真の通った人」であれば思いは伝わります。でも面接していても「浅い!」と思ってしまう人が多いんです。
ハシムー
人を見る目に自信がおありのようですが、ご自身が採用した人は見立てたとおりの人でしたか?
井岡
これは自負しているのですが、見る目はあるなと思っています。
ハシムー
面接の短い時間で判断したことが当たっていると?
井岡
当たってますね。この人はダメかな…と思った人はやっぱり離れていくし、いいなと思った人は馴染んでくれます。ただ、面接官もずっと同じ基準で面接していたらダメで、その時の会社の雰囲気や体制にあわせてその求職者に合うかどうかも考えます。
ハシムー
と言うと?
井岡
その求職者が制度のしっかりした会社を求めているのであれば、現時点でのワンページはそぐわないよとはっきりお伝えします。反対に、ワンページは基本的に否定する文化はないので自由度が高いし、自分で体制を整えていくことにやりがいを感じる方なら楽しめます、とワンページ社内の状況をしっかりお伝えした上で、合うかどうかをお話し合いさせていただきます。

インタビュー内容から井岡は裏表のない至極率直な人間にうつるかもしれませんが、だまされてはいけません。
コロナ架でマスク着用が必須なことをいいことに、目元と自慢のセルフカットのヘアスタイルで一見シュッとしたイケメンに見せていますが、

マスクを外すとねずみ男にそっくりです。



これはワンページの「嘘をつかない・筋を通す」という心構えにすでに反しています。

ハシムー
色々難しいこと言ってますけど、結局ワンページの求める人物像ってなんなんですか?
井岡
営業でいえば、スキルよりも人間力を重要視しています。今ワンページに必要なのは後ろ向きにならない前向きな気持ちです。安易に契約がとれる商材を取り扱ってはいませんので、根気よくお客様と寄り添って課題を解決できる方を求めています。
それから元気さ。感覚的な話になるのですが、人は今まで生きてきた人生の色が出るなと思っています。表は明るくしていてもどこか暗さがあるなと感じることがあるんです。なぜ元気な人を求めるかというと、ワンページは河合社長が元気な人なのでそのカラーを大事にしたいから。とはいえ元気というのはテンションが高いというわけではなくて、真の部分が元気かどうかです。大人しくてもめげない、とか。
ハシムー
では制作に求める人物像は?
井岡
制作も人間力は大事かと思うのですが、どちらかというと相手の意図を汲み取れるかが重要かと思っています。特にデザインって言葉で言い表せない感性的な部分が多いと思うので、こちらの伝えるニュアンスを明確に理解できているかを見ています。
制作はひねったことを言っても汲み取れるかが、お客様と対峙した時に必要なスキルだと思っていますので。とはいえ、僕はデザイン的なところが分からないので専門分野に関しては志水マネージャーに任せています。僕は志水の言っていることに対して、求職者がどういう反応しているのかを横で見ています。
ハシムー
じゃあ、志水マネージャーが「この人のスキルは高い!」って太鼓判押したのに、めっちゃ話ベタで陰気だったらどうしますか!
井岡
とります。(あっさり)
そこまでスキルが群を抜いているのなら、コミュニケーションに関しては会社側がどうにかすればいい話ですから。その高いスキルを武器に、しゃべらない仕事をしていただければいいので。
ワンページのWEBデザイン制作の場合、コミュニケーション能力が低くても技術力が高い方がブレずにお仕事してもらえるかなと思います。
ハシムー
会社側でどうにかすればいいって言いますけど、ワンページは働きやすい会社と胸をはって言えますか!
井岡
求職者の方には正直な話をします。現状は体制が整っていないと。ワンページは「嘘をつかない・筋を通す」がモットーですので。
ただ、来年4月までに全員が働きやすい環境・目標をもって仕事ができる状況にするとお伝えしています。これに関しては100%の約束をしているんです。
ハシムー
100%?言い切りましたね!
井岡
そうしていかないと従業員の体力が続きませんし、目的のない道を走ることになりますので。
ハシムー
目的のない道…。不安をあおるようなことを言いますね。
井岡
でも、ワンページの経営状況はいいです。業界自体も右肩上がりで創業してからまだ3年ですがストックビジネスですし、社長が随時大口契約をとってきますので売り上げも問題ないと、これは胸をはって言えます。ベンチャー企業はまず3年、それから10年・20年が乗り越えられるかが肝ですが、ワンページは自信を持ってそこを超えて伸びていけると求職者にはお伝えしています。


採用担当の井岡はハシムーおかんが決死の覚悟でぶつけた質問全てに即答で答えました。しかも、会社的に結構言いづらい事まではっきり言い切ったと思います。
手強い相手…おかんはそう感じました。

ワンページを受けてみようという求職者のみなさん!採用担当井岡をあおって聞き出した以上の内容から攻略法を考案していただけましたら、決死の戦いをしたおかんも浮かばれます。(死んでない)
ちなみに攻略法はひとつではありません。あなただけの作戦を楽しみにお待ちいたしております。そして晴れてワンページの一員になってくださった暁には、ぜひとも面接武勇伝を聞かせてくださいね。