連載:アラフォー主婦がWEB制作の世界に飛び込んだらどうなるか 最終回

ハシムーおかん

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ハシムーおかん

人生を再構築中の全世代の希望になりたいオカンの奮闘記

大変ご好評いただいておりますハシムーおかんのWEB制作奮闘記(当社調べ)惜しまれながらの最終回(当社の声)。

最後なので結論から言いますと、ワタシの再就職活動は強運に恵まれた!という感じです。
その理由といたしましては、ワンページの技術レベルが上がってきていて、現段階で面接を受けたらワタシごときは採用されていない可能性が高いということが挙げられます。
それからもう一つ。ワンページがこれから更に優良企業になっていく気配がビシビシしているということも挙げておきましょう。さすが若い会社だけあってコンプライアンスが昭和じゃなく令和仕様。
つまりワタシは早いもん勝ちの席取り合戦に勝ったアラフォーということになります。(えらそう)

ワンページがステップアップしている理由ですが「ワンページ2度の大変革」が要因かと思います。
そう、この2名の出現がワンページを激変させます。



それまでコードネームSさんが全ての制作業務を把握し、指揮をとり、私達の教育をするという限界ギリギリのことを1人で担っていました。
そこへ天から渡りの船。20代にして150人規模の会社社長として活躍したモモコさんが顧問に、そして広告デザインの世界を渡り歩いてきたズーシミさんがディレクターとして入社。制作チームの技術力と職場環境の向上に乗り出してくれたのです。

制作チームとして

なんと、今私たち制作チームはWEBデザインのスクールに通わせていただいております。
業務の一環として賃金をいただきながら、会社にスクール代を出してもらって勉強させていただいている、そんなイイことあるんか!という夢のような話。
シンジラレナイ。

WEB制作のお勉強はオバチャンには頭から煙が出るほど大変で(新しいことを覚え続けるのが難しいお年頃)自転車でスクールに行ったのに、はたと気付いたら帰りはバスに並んでいたというスパークの仕方をしていますが、頑張っています。(本当に大丈夫か)

2年前のワタシには考えられないことができるようにもなりました。
単語の意味さえ分からなかったMEO・SEO対策の業務、それから自分の作成したバナーを自分で GDN・YDNに運用するということも経験させていただきました。(普通デザイナーさんは運用はしないので大変貴重なフィードバックが得られる)

どうでしょう。このワタシの目覚ましい成長ぶりは。(難しいIT用語まで使って)
デザイン力の成長度合いもワンページのインスタグラムでお確かめください!

(…すみません。嘘つきました。デザインは未だにズーシミさんにおんぶに抱っこです…。)

オカンとして

このようにWEB制作アシスタントとして日々進化しているワタシですが、家庭内ではオカンでもあります。子ども達が完全に手から離れたわけでなく、オカンとして対応しなくてはならない問題もやはり起こります。

昨年の2学期。息子くんがみんなのやりたがらない学級委員を「みんなのためになるのなら」と引き受けた際のことです。
学校行事のため、クラスで意見を出し合って運営していくのに担任の先生が「学級委員だから」という理由で息子くんに全ての責任を押し付け、毎日怒鳴り続けるということが起こりました。

息子くんはとうとう「死にたい…」と言い出し、学校に行けなくなってしまいました。(あんなにやる気満々で生まれてきたのに…)
子どもがこんな大変な目に合っているのですから、母親として側についていてやらない訳にはいきません。ワタシは当時まだ対応していなかったリモートワークをさせていただくことになりました。
このとき、社長はワタシの急な申し出に快く了承してくれただけでなく、一緒になって学校に対して怒ってくれて…。



世の中の社長って社員の子供にまで、こんなに親身になってくれるもんなんでしょうか。
どうなんでしょう。世の社長。

それに続いて、他の制作チームメンバーにも事情を話してご迷惑をおかけすることを伝えたところ、以下のような反応が。

私が学校に行って話しましょうか!

社長と社員の反応が全く一緒…。どんだけ精神が統一された会社なんだ。

探してはいましたけど、こんな環境って本当にあるんですね。
ワタシはこの時どんなに心強く思ったことか。
この会社に出会えて本当に良かったです。

ちなみに今年の担任の先生はとても良い方で、息子くんは「学校が楽しい!」と言って通っております。
良かった。良かった。

最後に

この世界に飛び込んできた時は「肉体年齢はいってるのに何にもできない・知らないアラフォー」だったワタシも、今はあれがやりたい!これができるかも!と夢を膨らませるステキな制作アシスタントに成長しました。(自分比)

あのとき、自分を諦めずに動いたワタシを褒めてあげたい!最近、WEB制作のスクールにワタシよりオバチャンの方々が入会してきましたが、年齢で諦めない方々を褒めてあげたい!

これからもワタシは、コツコツと勉強しながら邁進していく所存でございます。
気の良いオカンですので(自分調べ)ワンページ共々、今後とも何卒よろしくお願いいたします。